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ファイナンシャルプランナーとすすめる家づくり

今の家づくりはどうなっているのか?

簡単に表したものが上の図になります。

家づくりを考え始めた人は、住宅展示場やショールームを見て回る一方で、資金のことを相談に銀行にも足を運びます。 しかし、そこで建設会社と話すのはもっぱら価格とプランニングについてのみ。『イメージ通りの間取りや外観に仕上がるかどうか』、『気に入った設備が採用できるかどうか』、また『それがいくらでできるのか』に話は終始し、同じことを複数の建設会社で競合させる人がほとんどです。

一方、銀行での話題は、自分の年収や毎月の返済可能額から考えて、『いくらまで貸してくれるのか』と、それが『希望する額に達するか』が中心。また融資条件について『一番有利なローンがどれで、今ならどのくらいの優遇が受けられるか』といった類の話がほとんどです。

大切な資金面について、『建設費の競合』と、『借入可能額』を検討するだけというのは、あまりにもローンリスクを軽視した、無謀な姿勢に見えてしまいます。

このような家づくりで見過ごされてしまうこと

このような家づくりを、『無謀』で『危険』と考えるには理由があります。それは、住宅の価格、間取りや設備、外観、毎月の返済額や融資条件といった、今目に見えている条件だけで家づくりを判断しようとしているからです。

家を建てること自体が目的ならともかく、本来家は家族が幸せを体現する手段でしかないはずです。安心して暮らしていけるかどうかを一番に考慮した家づくりでないならば、ただ経済的なリスクを背負い込んだ、不幸のもとを作り出しているようなものでしかありません。

家づくりで本当に知っておかなければならないこと

私たちが考える、家づくりで本当に知っておかなければいけないこととはどんなことでしょうか。

  1. 住宅ローンの種類と仕組み『我が家に最適な住宅ローンは?』
  2. 安全、健全な資金計画『頭金の額、ローン借入額と返済期間』
  3. 退職金と公的年金受給予測額『退職するまでにいくら貯金があればいいのか』
  4. 不動産についての正しい認識 『返済途中での売却価格とローン残債の関係』
  5. 教育費の試算、教育方針『いくらかかるのか、いくらかけるのか』
  6. 生命保険の適正保障額と生涯コスト『保障に無駄はないか、妥当な掛金か』
  7. 生活費、自動車買換え費用、レジャー費などの推移『住宅以外のコストは考慮したか』

少なくともこの程度のことは、きちんと把握しておかなければいけません。