HOME > 住宅ローンを借りようと思っている方 > ファイナンシャルプランナー(FP)とすすめる家づくり
簡単に表したものが上の図になります。
家づくりを考え始めた人は、住宅展示場やショールームを見て回る一方で、資金のことを相談に銀行にも足を運びます。 しかし、そこで建設会社と話すのはもっぱら価格とプランニングについてのみ。『イメージ通りの間取りや外観に仕上がるかどうか』、『気に入った設備が採用できるかどうか』、また『それがいくらでできるのか』に話は終始し、同じことを複数の建設会社で競合させる人がほとんどです。
一方、銀行での話題は、自分の年収や毎月の返済可能額から考えて、『いくらまで貸してくれるのか』と、それが『希望する額に達するか』が中心。また融資条件について『一番有利なローンがどれで、今ならどのくらいの優遇が受けられるか』といった類の話がほとんどです。
大切な資金面について、『建設費の競合』と、『借入可能額』を検討するだけというのは、あまりにもローンリスクを軽視した、無謀な姿勢に見えてしまいます。
このような家づくりを、『無謀』で『危険』と考えるには理由があります。それは、住宅の価格、間取りや設備、外観、毎月の返済額や融資条件といった、今目に見えている条件だけで家づくりを判断しようとしているからです。
家を建てること自体が目的ならともかく、本来家は家族が幸せを体現する手段でしかないはずです。安心して暮らしていけるかどうかを一番に考慮した家づくりでないならば、ただ経済的なリスクを背負い込んだ、不幸のもとを作り出しているようなものでしかありません。
私たちが考える、家づくりで本当に知っておかなければいけないこととはどんなことでしょうか。
少なくともこの程度のことは、きちんと把握しておかなければいけません。