住宅ローンの返済に悩んでいる方

住宅ローン返済お悩みシミュレーション

近い将来、返済ができなくなる可能性は無視できません

家族の夢がつまったマイホーム。でも子どもの成長につれ、生活や教育にかかる費用が予想外に増えてきた。数年後には返済額が段階的にアップするし、金利の上昇や保険料のUPも心配。その上、給料やボーナスが思うようにアップしないばかりか、減給やリストラの不安まで出てきた。そんな事情から、返済の先行きに不安を感じている人も少なくないでしょう。

10~15年前にマイホームを取得された皆さんの多くは地価上昇・インフレ・昇給を前提に、退職金でローンを完済する予定で住宅を取得したのではないでしょうか。「借金も財産のうち」「困ったら売ればいい」という言葉に踊らされ頭金を使わずに「どうやったらたくさん借りられるか」を基準に資金計画を立てていませんでしたか?

その頃といえば、景気高揚のために、国策、建築業界、社会一般すべてが「めいっぱい住宅ローンを借りてマイホームを持ちましょう」という"常識"を信じていた時代です。住宅ローンの仕組みや詳細についてもロクな説明を受けずに、建築業者さんがすすめるままにローンを組んでしまったのではありませんか。

当時とはまったく逆転し、地価下落・デフレ・降給が常識の時期が長く続き、 今後は物価や金利の上昇が予想される今、 宝くじに当たるか、親の援助でもない限り、ローン返済が苦しくなるのは当たり前。 決して皆さん自身の責任ばかりで苦しくなったのではないことを、 まずは認識してください。

かといって、近い将来、返済ができなくなる可能性に目をつぶるのは危険です。

この段階の対策は?

冷静かつ客観的に今後の住宅ローンを見つめ直してみましょう。

まずは現在の収入、収支、ローン残債額の把握。住宅ローンの条件変更や家計のリストラにより、返済し続けることが可能かどうか。次に今後の収入と支出の把握。 現実的な月々の所得は?退職金は?年金は? さらに、これから家族の暮らしにどんなことが起こるかをシミュレーションして おくことも大切です。 マイホームの実質的な資産価値を把握しておくことも必要です。

例えば・・・

あなたの住宅ローンの残債が2500万円。金利を合わせるとこの先まだ3000万円以上支払って行かなければならないとします。この時、○○年経過後の現在あなたのマイホーム市場価格が1500万円の場合。1500万円の資産価値の不動産に対し、今後3000万円以上支払っていくこととなります。もちろん無理なく今後も返済していけるなら問題はありません。しかし、住宅ローンの支払いが困難な局面では話が違います。家族を守るお金を今後どのように使っていくか良く考えなければいけません。

 

私たちにご相談くだされば

例えば・・・

あなたが運転する自動車が赤信号で停車していたとします。そこに、いきなり後ろからものすごいスピードで追突されたとします。それこそ大変な「むち打ち」をしてしまうことでしょう。もしも、後ろから追突される危険性を常に意識し足を踏ん張る事ができたなら、その「むち打ち」は軽症で済ますことができるでしょう。

そこで、私たちは、今後の住宅ローンとライフプランにおいて起こりうる事を予測し、あなたが最善の判断(足を踏ん張る)をしていただけるようにお手伝いをします。

ステップ1)残債確認

現在、元本の残債確認、今後の利息を含めた総支払い金額を把握します。

ステップ2)収入の把握

今後手取りで毎月「いつまで」、「いくら」収入を得られるのか冷静に予測していきます。

ステップ3)支出の把握

今後の支出に対する「住宅ローン」の影響を把握します。その他、借入がある場合もしっかりここで把握します。

ステップ4)マイホーム現在価値の把握

不動産の専門家によりあなたのマイホーム現在価値を算出します

ステップ5)最悪を知る

もしも今後「住宅ローン」を支払えなかった場合、どのような事が起こるのかを順序立ててご説明します。

ステップ6)方針を立てる

金融機関に住宅ローンの条件変更を交渉する、又はマイホームを売却して清算するなど方針を立てます。